ジンバブエってどこにあるの?
ジンバブエは、アフリカ南部に位置する内陸国です。ザンビア、モザンビーク、南アフリカ、ボツワナと国境を接しています。国土が39.1万㎢とアフリカで日本の面積に最も近く、大部分が高原で、北部は温帯、南部は乾燥帯で、首都ハラレの平均気温は18.1℃です。
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日本から13万キロです。遠いですね (笑) 国土は日本と変わらないですが人口は1500万人と面積の割に少ないです。
アシカンガと呼ばれるアフリカ唯一の女性による警部隊
彼女達は反密猟武装部隊であり野生動物を密猟する犯人を捕まえる事が仕事
アカシンガは2017年、オーストラリアの元特殊部隊員、ダミエン・マンダー氏が設立。今では重武装した総勢200人の女性が、3つの地方議会との契約に基づいてロウワー・ザンベジ渓谷にある保護区8カ所をパトロールしています。地元の言葉で「勇敢な者たち」を意味する「アカシンガ部隊」は、ジンバブエ初の女性だけの武装した密猟取り締まり部隊として、野生生物保護の姿を変えることを目指しています。男性が支配する分野において、アカシンガ部隊は希少な存在とされています。
アングル:野生動物の密猟と戦う女性部隊、ジンバブエで貧困脱出にも貢献 | ロイター (reuters.com)
ジンバブエには8万頭ほどの象が生息していましたが違法な密猟や狩猟によって近年その数が激減していました。8万頭とはアフリカ全体の1/5にあたる象の数です。
彼女たちの身の危険は?
アシカンガではボルトアクション式のライフルや半自動式を使用してはいるが、もちろん、女性だけの警部隊では大きく危険が伴い、密猟者側が自動兵器を備えている事も考えられる。そこで元警察のトレーシー・ムクニさんはアシカンガの部隊を助けるため、現在は隊員の訓練指導に携わっている。ムクニさんは、武装した屈強な密猟者に向き合うためにはアシカンガ隊員がお互い助け合い勇敢で技術も身につけておかなければならないと語っている。
野生動物の保全は果たせているのか?
IAPFによると、アカシンガは2017年以来、発砲せずに300人以上の密猟者を拘束し、ザンベジ渓谷の象密猟を80%減少させることに貢献し、野生動物の目撃記録は約400%増えているとの事です。
アングル:野生動物の密猟と戦う女性部隊、ジンバブエで貧困脱出にも貢献 | ロイター (reuters.com)
彼女たちの収入はどの位?
身の危険も伴う業務であり、隊員の月収は300―1500ドル相当。日本円では47000円相当であるが、一般職の月収が平均120ドルのジンバブエにおいては高給です。隊員には家庭内暴力やシングルマザーといった背景を持った方も多く、経済的恩恵を及ぼしているようです。
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